カードローンの利用における実態

近年、カードローンの利用者が増加傾向にありますが、カードローンの利用目的や利用金額の調査データを見ると、以下のことがうかがえます。

 

利用者の内、28%の人が借入を定期的に行っています。そして意外なことに、全利用者の内、高年収世帯と言える年収が800万円以上1,000万円未満の世帯の32%、1,000万円以上の世帯の30%が継続的にカードローンを利用しています。

 

一方、年収が400万円未満の世帯の定期的利用は23%、400万円以上600万円未満の世帯の場合は28%であることから、低所得世帯より高年収世帯の方がカードローンを多く利用していることになります。ただ裏を返せば、返済できる当てがあるから借りる回数が多いとも言えます。

 

カードローンの利用目的は娯楽・交際費が48%で、生活費が42%、自家用車関連費が18%の順になっており、圧倒的にレジャー関係の借入が多くなっています。

 

反面、世帯年収が1,000万円以上でも、23%の世帯の利用目的が生活費になっており、高年収になればなったで、必要な生活費も増えてくることのようです。ただ、高年収世帯の利用目的の12%が投資資金となっており、資産形成のために借入金が使われている面もあります。

カードローン利用者の大多数は少額利用している?

そして、カードローンの平均借入額は1万円未満が5%、1万円以上10万円未満が58%になっており、つまり、60%以上の人は10万円未満の少額しか借入をしていません。

 

さらに、平均借入額の89%は50万円以下になっているため、新規申込時に設定された最低利用限度額で用が足りていることになります。従って、利用限度額の増額はあまり必要ないとも言えます。

 

なお、平均借入額が少ないのは、カードローンが給与とともに日常生活資金を定期的に得る手段として浸透している証でもあります。この借入額は高年収世帯でも変わらず、800万円以上1,000万円未満では60%、1,000万円以上でも54%が10万円未満の借入になっています。

 

そのため、カードローンの利用理由も、「利用限度額内であれば、必要な時に何度でも借りられるから」が60%、「すぐに借りられるから」が43%、「申込が簡単だから」が31%になっており、日常的に使える利便性を求めている結果と言えます。

 

なお、カードローンに求めていることで一番多いのはやはり金利で、78%の人が10%未満の低い金利を願っています。続いて、安心して利用できることが35%、返済のしやすさが34%と多くなっています。金利に関する要望が非常に強いため、82%の人が新規に利用する場合は金利が低く、信頼性の高い銀行カードローンを望んでいます。